使ってはじめて知った「南部鉄器鉄瓶」のこんな魅力 | 日々是鉄力

使ってはじめて知った「南部鉄器鉄瓶」のこんな魅力

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南部鉄器メーカー及源南部盛栄堂の糸目鉄瓶 鉄の魅力

囲炉裏に火鉢、炭火のある光景には欠かせない鉄瓶。どっしりと黒光りする重厚な見た目と、しゅんしゅんと音を立てつつ湯気を吐く温もりある存在感。旅先やお茶屋さん、食事処でと、いろいろなところで目にしたことがあるかと思います。

旅好きの僕も、もちろんそんな中のひとり。囲炉裏のある宿で使いこまれた鉄瓶が炭火にあたる姿を見て、いつもいいなぁとため息ばかり。でもうちには囲炉裏も火鉢もないし、そもそも鉄瓶の扱いなんて、難しそうだし。そんな先入観から、鉄瓶を買うなど想像してもいませんでした。

ですがある日購入したすき焼き鍋で、南部鉄器の力を知ってしまった僕。ステンレスやアルミとは比べ物にならない熱量を放つ南部鉄器に、すっかり惚れこんでしまいました。そして結局、合羽橋で購入を決意。今では毎日使う、くらしに欠かせない道具となりました。

すぐ錆びそう、手入れが難しい。そんなとっつきにくいイメージをもたれがちな鉄瓶ですが、使ってみれば意外や意外、手入れ要らずの骨太な奴。毎日使いたくなるようなおいしいお湯を沸かしてくれる南部鉄器の鉄瓶の魅力を、5年間使い続けてきた僕がお伝えしたいと思います。

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南部鉄器の鉄瓶が持つこんな魅力

口あたりがまろやかに!

南部鉄器の鉄瓶が気になりはじめたころ、使い方や手入れについていろいろ調べていました。すると必ずと言っていいほどみんな書いているのが、お湯がおいしくなるということ。

またまたぁ、さすがにそこまで違いはないだろう・・・。最初はそんな風に疑ってかかっていました。だって、白湯が美味しいなんて考えられない。僕はあくまでコーヒーやお湯割りをおいしく飲みたいだけなのであって、さすがに単なるお湯がおいしいなんて想像もつかなかったのです。

鉄瓶が部屋にある雰囲気を味わえるだけでも十分。そんな気持ちで鉄瓶を買いましたが、いざお湯を沸かしてみると本当に味が違う。使い始めたばかりなので、いわゆる湯垢がついているわけでもなく、なんでだろうととにかく不思議でした。

僕は科学に詳しいわけでもなんでもないので、はっきりとした理由など分かりません。ですが肌感覚として思ったことは、分厚い鋳鉄でじっくり沸かすことによる効果なのかもしれない、ということ。

強火に弱い南部鉄器は、弱めの火加減でお湯を沸かさなければなりません。熱伝導も悪く、普通のやかんで慣れている人にとっては、沸騰するまでの時間の長さに最初は驚くかもしれません。

でもきっと、そこがお湯をおいしくしてくれる大きなポイント。じっくり沸かすことでカルキ臭さも抜け、沸騰するまでの対流で適度に空気を取り込んでいるのでしょうか、口あたりもまろやかになってくれるのです。その口あたりの良さこそが、お湯のおいしさの違いにつながっていると僕は思います。

しっかり熱いお湯になる

何言ってんだお前、沸騰したお湯は100℃に決まってるだろ。と言われてしまいそうですが、しっかり熱く、そして冷めにくいお湯ができあがることに驚きました。

それまで、ステンレスのやかんや電気の瞬間ケトルを使ってきた僕。気が短いので、沸騰したらすぐに火を止めお湯を使っていました。でもそれでは、対流が不十分で熱のムラがあったのでしょう。沸かしたお湯は、比較的短時間でぬるくなってしまっていました。

いっぽう鉄瓶は、沸騰する前に細かい気泡を抱きつつお湯がぐるぐると対流するのです。その沸くまでの様子を見ているだけで面白いと思えるほど。鋳物鉄は熱伝導が悪い分、一度熱を蓄えるとなかなか冷めません。その熱源から遅れてくる時間差が、お湯を芯から熱くしてくれているのでしょう。

お茶もコーヒーもしっかり濃く

鉄瓶を買った主な目的は、お茶やコーヒー、お湯割りをおいしく飲むということでした。その期待を裏切ることなく、南部鉄器は叶えてくれました。

先ほど書いたとおり、芯まで熱せられたしっかり熱いお湯が沸きます。この熱量をもってお茶やコーヒーを抽出すると、同じお茶っ葉、同じ豆でも驚くほどに濃く出てくれます。成分がお湯に溶けだすというより、蓄えた熱量で成分をグイっと押し出すといった感覚。こればかりは、体感してみないとピンとこないかもしれません。

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なんだかんだで白湯がおいしい

お白湯でデトックスとか、お白湯ダイエットとか。僕が鉄瓶を買おうと調べていたときに、必ずと言っていいほど出現するこの手の記事。でも普段から糖分入りの飲み物を飲まない僕としては、飲み物を白湯に置き換えたところで摂取カロリーが減るわけでもない。まぁ白湯を飲むことはまずないだろう、と高を括っていました。

結論から言います。僕は家でも白湯を飲み、職場にもボトルで白湯を持っていくようになりました。別にダイエットやデトックスといった効果が目に見えてあった訳ではありませんが、明らかに代謝がよくなりました。

それまで夏でもあまり汗はかかず、毎年夏バテをしていた僕。冬には手足の感覚がなくなるような冷え性にも悩んでいましたが、今ではそんなものはきれいさっぱり感じなくなりました。昔から言われている体を冷やしてはいけないって、本当だったんですね。

でもこれは、あくまで僕個人としての感想。ジャロとか薬事法とかにお世話にはなりたくないので、こいつこんなこと言ってら、くらいに聞き流してくださいね。

そんな白湯を飲む習慣が始まったのも、何といっても白湯自体がおいしく感じられるから。口あたりがまろやかで、カルキ臭も全くない。普通の水なら飲める量も限られますが、鉄瓶で沸かしたお湯ならちびちび、すいすい飲めてしまいます。

また白湯をコップに入れて冷ましたものは、ただの水に戻るかと思いきやおいしい湯冷ましになってくれる。角のない飲みやすさと、なめらかな口あたり。喉の渇きを素早く癒してくれます。鉄瓶で水道水を沸かしただけなのに、本当に不思議。ずっと使い続けても、すごいなぁと素直に思ってしまいます。

お湯割りに最適!

口あたりがまろやかで、冷めにくいお湯になる。鉄瓶で沸かしたお湯はそんな特徴をもっているので、焼酎やウィスキーなどのお湯割りにはもってこい。

とろりとした口ざわり、時間がたっても温かさ長持ち。コーヒーやお茶とともに、お湯割りの違いにも当然驚きました。冬場においしいお湯割りが飲めるなんて、呑兵衛の僕としてはたまりません。

沸かすひと手間が生活にリズムを

それまでお湯を沸かすといえば、料理をするときやカップラーメンを食べるときくらいのものでした。やかんを使うのも面倒になり、瞬間ケトルでちゃちゃっと少量沸かして終わりという生活を続けていました。

やかんを出すのも面倒くさい、電気ケトルではコーヒーやお茶がおいしくない。そんな悪循環から、自分で淹れた飲み物を飲む頻度はどんどん減るばかり。そんな生活を一変させてくれたのが、南部鉄器の鉄瓶でした。

鉄瓶はすぐに沸いてはくれません。ですから使いたい時間から逆算して沸かし始める必要があります。また、錆びてしまうので、火を止めた後お湯を入れたまま置いておくことはできません。沸かしたお湯はポットに移すなどの工夫が必要です。

使いたいときにすぐには使えない、沸いたお湯は別容器に移さなければならない。一見面倒に思えるこの作業ですが、日々鉄瓶を使い続けていると自然と生活にリズムが生まれてきます。

休日には、朝コーヒーを飲むついでに日中の分までお湯を沸かしておく。平日には夕食後に翌日職場へ持っていく白湯を作り、ついでにポットに貯めてお酒の後の水分補給に。時間のかかる鉄瓶だからこそのリズムが、ダラダラしてしまいがちな怠け者の僕を動かしてくれるようになりました。

なんだかんだいって、結局見た目

これまでお湯の味の違いや生活習慣の変化など、いろいろと書いてきました。が、結局は鉄瓶って、いい雰囲気をもっているんですよね。これぞ鉄瓶!といった無骨なものから、丸みを帯びたかわいいものまで。職人の美意識が詰まったフォルムには、気持ちを豊かにしてくれる力が宿っています。

やかんを出しっぱなしにしていたら、雑然とした印象になってしまう。でもそれが鉄瓶なら、置いておくだけでいい存在感を与えてくれる。インテリアとしてなじんでくれるから、出しっぱなしにできる。いつでも使える状態だから、思いたったらお湯を沸かせる。わざわざお湯を沸かすという感覚から、僕を解放してくれました。

伝統を感じるような重厚なものから、現代的な美意識を取り入れたものまで。ひと口に鉄瓶といっても、その姿かたちは様々。黒々とした鋳物の中に詰め込まれた、職人の技。それをいつも身近に感じられる南部鉄器の鉄瓶があるくらしは、意外といいものですよ。

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